- 7月14日(金)〜ユカリの『奇数月に逢いましょう』〜 @LIVE MUSIC JIROKICHI
- 2017.08.17 Thursday
- category: ジロキチ
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【1部】
黒いレースのアディダスの上着にミニスカートで客席から登場したユカリさん。
可愛らしいこと!「先に出てきて紹介してパッとやる、そういう段取りですから」と三宅伸治さんを呼び込み。
「ほんま皆さんよう来てくらはりました。」三宅さんのギターイントロが始まり
1.天王寺
「ここ拍手するとこ!さあ皆さんで。『えーーーぇええーー』」
最初から会場を巻き込み一体化してしまう。
「高円寺ですから。大阪の歌からスタートしました。」
スタートから中田カウス師匠のモノマネも(偶然)。2.アンコール
ラストのサビ入り、タイミングもお二人ならではの息ピッタリ、しっとり聞かせてくれました。
「2人っちゅうんはすごいもんですね。そない打ち合わせせんでもなんとかなる。」
「明日起きたらテレサテンちゃうか?荒木とよひさ先生が詩を書いてくださって、伸ちゃんが曲をつけてくれました。
清志郎さんならこらガッタガッタ言うやろな。と最後の方でガッタガッタ言うたらそれはいらん言われまして。」
録音秘話を披露。3.花の生き方
「一曲ずつブツブツに説明しよ思います。次のナンバーは浜圭介先生が、イカツイ曲を書いてくれまして。
お母ちゃんのことおふくろて出てくるんですが。木村充揮さんが『ユカリちゃんてお母ちゃんのことおふくろ言うん??」
言わへんです。
「んーーー。それも歌詞の世界かなぁ』素晴らしいアドバイスくれはって。」4.夜桜銀子
「おふくろいつ出てくるんや?最後まで出てこうへん。こっちがガーー行くもんでお客さんキューなって。
もうファーなってくださいね。」
「2部はいつもと違う雰囲気で。楽しんでいってくださいね。」5.エンジェル
三宅さんが高校生の時からコピーしているという一曲。
30年くらい前に出会った話を。
三宅さん、スリムな方なのに今より7割くらいだったそう。
「ガリガリな人ばっかりなバンドで(笑)わお!ガリガリや!思て。細っ!細い人が細い人を肩車するっちゅうライブ。
すごいバンドでした。あれ20なん歳くらいの時です?」
「あんまり歳変わらないじゃない」
「あ。そうか(笑)」6.僕のベイビーに何か?
(When Something Is Wrong With My Baby)「こりゃ2部はどないなんのか??予告編をちょっとここで。」とメンバー呼び入れ。
「チェロ、橋本歩さん」「バイオリン阿部美緒さん」「三宅さんが提案してくれまして、そりゃええんちゃいますか?言うて。今日言うて今日パッとできるお二人ですから。」
「チェロ、バイオリン、なんぼくらいするんかな?家一軒買えるんかな?言うて(笑)」7.明日も私を愛してくれますか
「ありがとうございます。開始は8時40分。」
【2部】
可愛らしいパフスリーブのブラウスにカマーバンドの衣装で登場のユカリさん。
「第2部が始まりました。」
「ドラムス、ケニー・モズレイ」「チェロは橋本歩さん」「阿部美緒さんバイオリン」
みなさんが用意する時間を「ユニーク」と表現するユカリさん。1.土砂降りの雨の中で
「いつもやってる曲がまたこんなふうになるんやねぇ。」まさにその通り!2.路線バス
「大変素晴らしい演奏でお届けしております大西ユカリショウでございます。袖もちょうちん袖にしてまいりました。」
ちょうちん袖て(笑)もず唱平さんの名曲釜ヶ崎人情の歌詞忘れる一幕も。
「すかたんいうんは東京ではなんて言うんですかね、『アイツはよー、あんなだけどよー、悪いヤツじゃねんだよー』そんな感じですか。」3.SUKATAN
ノリノリなんだけれど、聞き入ってしまう弦楽器の威力。
ちょっと背筋を伸ばしてシャンとして聴く感じです。「ケニーもリハーサルからここはブラシがええんちゃうか、棒、棒て。
さあ、みなさんの第三のスティックも唸る時間がやってまいりました。そんなんええねん(笑)」
4.横須賀のゴーゴーガール→TRY ME→横須賀のゴーゴーガール
ウルッときてしまうくらいグッとくる一曲でした。
5.La La means I love you
「曲はバラバラでございます。スイートソウルミュージックをお届けいたしました。」
「みなさんポルノお好きですか?」
突然の発言に驚く。
「青春群像劇がございました。この映画を観て、わたしはああいう海辺で嫌ーな顔して演奏するミュージシャンになりたいなと(笑)」
「ビックリするくらいにええ感じに仕上がっております。」6.八月の濡れた砂
チェロ、バイオリンのイントロで鳥肌が立ちました。
映画の中の夏の太陽、海、真っ赤に染まるヨット…鮮明に浮かびます。
このメンバーでなければ実現しない貴重な一曲に感動しました。「かねてより三宅さんのこの曲はやりたいと前々から思っていまして。
伸ちゃんなんで歌わへんの?言うたら木村さんの天王寺みたいに気ィついてはらへん(笑)『そんな曲あったね。』て。
勝手口のドアのことをバックドア言うんですが、あれ奥さん襲う歌ですか?」
「まあそういうところです。」
「勝手口やから三河屋さんとサザエさんとか(笑)『やだ。タラちゃん見とるのに』そんなん伸ちゃんに言うたらあかん思ってたのに言うてもた(笑)」7.Back Doorから
調べたら、沢田研二さんのアルバムに収録されている曲でした。
力強いユカリさんの歌声と、甘い三宅さんの歌声、交互に、そして2人で。バイオリンの間奏もカッコよく聞き惚れます。「ドラム、スティックで叩く所を手ぇで叩いてました。位置変えて。」
8.ハルカロジ
イエイイエイ!大歓声が上がりました。
マンゴー持ったユカリさん。「(シャカシャカ)マンゴーと思ったら違ったよ♡」お茶目(笑)9.新ミッチー音頭
「今日は携帯用でお邪魔しております。」ちっちゃいソロバンギターが唸る(笑)
歌詞飛びもご愛嬌。会場ノリノリです!
ケニーさんが一生懸命『ソウダ、ソウダヨ』『ゴキゲンサン』【言えてなかった)と合いの手を入れながらドラムを叩いてるのが微笑ましい。ライブを観にいらしていたギタリスト、菊田俊介さんも登場しさらに盛り上がる。
「さあ盛り上がってまいりました。宴も高輪プリンスホテル!(笑)」
「ミュージシャンの悪い癖です。アンコールもらえると思うたら大間違い。用意してあります。」10.肉と肉
ロックなリズムにメロディアスな弦楽器の響き。趣きが違って本当に新鮮です。
ドラム、ギター、バイオリンのソロでさらに熱く盛り上がります。
拍手と歓声の中
【アンコール】
「いつもはチャッチャッチャッチャッと出てくるんですけども国際的な段取りがありまして(笑)」
メンバー呼び入れ。「ありがとうございました。」
「アンコールですから。声出していこーぜー!」1.ユカリ☆EXPLOSION
三宅さんの「ヘイ!タクシー」「ドカーン」がちょっと照れくさそうで可愛らしかったです。
2.That Lucky Old Sun弦楽器の奏でるしっとりとした演奏で、ジンと心に響き、ウルっときました。
ユカリコールと歓声、拍手が溢れるエンディングでした。
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